媒体・組版・動き
カード、縦長ストーリー、記事図版、ポスター。それぞれの判型と読む時間に合わせ、同じ観察を写し取ります。
適用範囲
G1の既定時間表と図の型は従来の編集カード用。記事連動の動くポスターは「記事・動くポスターの制作」を適用し、尺・fps・言語順序を目的から決めます。操作するWeb Sceneの再生はS-06・S-10〜12に従います。
記事連動の動くポスターと日英記事は、コンテンツ制作の規範へ。以下の欧文先行・12秒の時間表は従来G1の制作方式です。
写し取る — 媒体に定着させる
質感とスケールは表現する媒体が持つ。画面は画面、動画は動画、紙は紙の像を持ち、どれかを別のものに擬態させない。 同じデータと同じ焦点でも、媒体が像を決める。G1→G2→M1 は導出であって複製ではない。主体は媒体。作り手は媒体に委任する。
以下の 16 条がこの工程の条 ── 動き(M-01〜M-11)、二言語(X-04・T-10)、和欧混植(T-09)、現れ方の決まり方(X-03)、そして X-10(写し取る媒体、人)。 デザインガイドライン v5.1 の 06 Motion は操作している画面の規範で、単体で受け取られる図版の動きは書かれていない。 だが 06 の原則 ──「動きは情報(何が変わったか)を運ぶ時だけ使う。装飾では動かさない」── はそのまま効く。 図版における「情報を運ぶ動き」とは、その図が答えている問いの形をなぞる動きのこと。だから動きの語彙は 7 つに閉じていて、どれを使うかは発見の種類が決める。作り手は選べない。
| 条 | 規範・根拠 | 判定 |
|---|---|---|
| X-03 | 現れ方は発見の種類が決める。作り手が決めない 動きの語彙は7つに閉じていて、発見のカテゴリごとに使えるものが決まっている(推移→時間で刷る、偏差→基準が先、地理→地が先、不確かさ→推定が先、翻訳→量が先…)。「かっこいいから」で選べる余地を残さない。 norm.REVEAL_FOR | 自動 |
| X-04 | 二言語は同じ発見を運ぶ 和文版と欧文版は訳ではなく、同じ発見の二つの現れ方。**数量・日付・単位は完全に一致していなければならない。**言い回しは違ってよい。 読者の多数は英語。数字がずれたら二枚とも嘘になる | 自動 |
| X-10 | 写し取る媒体 ── 質感・尺・判型は媒体が決める 画面は画面、動画は動画、紙は紙の像を持つ。G1→G2→M1 は**導出であって複製ではない**── 同じデータと同じ焦点でも、媒体が像を決める。どれかを別のものに擬態させない(静止画に動画の残像、動画にページの段組、紙に画面の光)。 方向性 v2.1 §3 写し取る(Anadol/池田亮司「媒体が像を決める」) | 人が確認 |
| M-01 | 動きは情報を運ぶときだけ使う 何が変わったかを運ばない動きは装飾。装飾では動かさない。版面(判型・余白・五つのスロットの位置)は動かない。カメラも動かない ──ズーム・パン・パララックスなし。 v5.1 06 Motion 原則 | 自動 |
| M-02 | 現れ方は1枚に1つ 7つの語彙(数える/時間で刷る/基準が先/推定が先/地が先/参照が先/量が先)から1つだけ。2つ混ぜると、読者はどちらを追えばいいか分からなくなる。 norm.REVEALS | 自動 |
| M-03 | 現れ方は発見の種類が決める 推移なら時間で刷る。偏差なら基準が先。地理なら地が先。不確かさなら推定が先。翻訳なら量が先。作り手の裁量は、その中でどれを選ぶかまで。 norm.REVEAL_FOR(X-03 の動き側) | 自動 |
| M-04 | 文字は現れるだけ 260ms のフェードと 8px の上移動、1方向。文字は移動しない・変形しない・回らない。現れる順は読む順(kicker → 見出し → 罫 → 図題 → 作画 → 注釈 → landing → 出典)。 v5.1 06「要素の出現 260ms / translateY(8px)+fade / 1方向のみ」 | 自動 |
| M-05 | 図中の注釈は、作画がその位置に届いたときに現れる 注釈が出る順番は、作画が明らかになる順番と同じ。「7月22日が記録」の札は、作画が7月22日を通ったときに出る。これが M-01 の実体。 v5.1 06「動きは情報を運ぶ時だけ」 | 自動 |
| M-06 | 速さは1つ(ease-out) イージングは1種類。spring は「操作の応答にだけ」使うものであって、単体で受け取られる図版に操作は無い。 v5.1 06 の時間・イージング表 | 自動 |
| M-07 | 止まる 最後の 3 秒以上は完全な静止。**その最後の1コマは静止版と同じ絵**。検査は書き出した動画から実際に最後のコマを取り出し、静止版と突き合わせる ── はっきり違う画素(いずれかのチャンネルで 48/255 以上)が 0.5% 未満、平均差 2.0 未満。H.264 の圧縮差はここに収まり、コマがずれていれば桁で外れる。ループしない。 v5.1 06「無限ループ禁止。3回で止める」 | 自動 |
| M-08 | 音は無い 発信のグラフィックに音を持たせない。音が要る主張は、図が足りていない。 SORAH の発信物はすべて無音 | 自動 |
| M-09 | 尺は 8〜20 秒 短すぎると作画が読めず、長すぎると静止版で足りる。作画に与える時間は尺の 4〜6 割。 実測(87 本の線が読める下限が約 5 秒) | 自動 |
| M-10 | 静止版を必ず持つ prefers-reduced-motion の環境、印刷、サムネイルには静止版を出す。静止版は動画の最後のコマから書き出す(M-07 と同じ絵であることの担保)。 v5.1 06「prefers-reduced-motion で全アニメーションを停止する」 | 自動 |
| M-11 | 束はデータの時間の順に現れ、焦点は最後 系列そのものに時間の順がある図(1 本が 1 年の束、発生順のある出来事の点)は、その順に一つずつ置く ── 古い年から新しい年へ、下の線から上の線へ。束が全部置かれてから基準(平均・帯)が現れ、**焦点(今年の 1 本と名指し)は最後**。今年が束から出ていく瞬間が、そうして初めて見える。検査は段取りを実際に回し、各要素が最初に見える時刻を測って順を突き合わせる。 実測(2026-09-05、夏の束 87 本)。型は部品に sequence / focus の役どころを付けるだけ | 自動 |
| T-09 | 和欧混植は組版で解く 和文を含む行は欧文連も同じ書体・同じウェイト。約物の隣に四分アキを入れない。数量は単位ごと、カタカナ語はひと続きで次行へ送る。 v5.1 03 Typography + doc H §3 | 自動 |
| T-10 | 二言語で数量・日付・単位が一致する 和文版と欧文版から数量と年を抜き出して突き合わせ、1つでも違えば発行しない。訳のずれは、片方が古いデータのまま残ることで起きる。丸めの差は 1% まで許す(和文の「万」と欧文の k は位取りが違うので、16万km² と 159k km² は同じ量の別の丸め)。 X-04 の言葉側 | 自動 |
現れ方の語彙 ── 7つ
| 語彙 | 意味 | 出どころ | 使っている型 |
|---|---|---|---|
count数字が測定精度で止まる | 1つの数を答える図。桁が回って、計器が返す精度でぴたりと止まる。回る桁は「いま測っている」の合図で、止まった桁が精度そのもの。 | Bloomberg Green “Data Dash” の回る小数 | 数字の札 |
sweepデータの時間で刷る | 横軸が時間の図。左から右へ一度だけ、データ自身の時間で作画が置かれる。逆走も往復もしない。読者が線を目で追う速さと、刷りの速さが一致する。 | 商品のシルクスクリーン(インクは一方向に一度) | 折れ線(三本規則)/断面/小さな多数/スパゲッティ+今年強調/偏差の縞 |
deviation基準が先、偏差が後 | 「何と比べて」を答える図。基準線と目盛が先に立って一拍置き、そのあとで面が基準から育つ。比べる相手が無いうちに差を見せない。 | v5.1 07「基準のない数字は意味を持たない」 | 区画の偏差/基準線偏差の面 |
uncertainty推定が先、幅が後 | 「どこまで確かか」を答える図。中央の推定が引かれてから、幅が開く。確からしさは、確からしさが問われる前に見えてはいけない。 | Wilke “Visualizing Uncertainty” | 不確かさの帯 |
spatial地が先、量が後 | 「どこで」を答える図。陸が現れて台紙になり、そのうえに量が大きい順に着地する。地図を左から右へ拭かない ── 地図は作画ではなく台紙だから。 | 商品 AQUA FLUXUS(紙の上に河川が刷られる) | 比例シンボル地図/コロプレス(率)/区画の種類/海峡/点の集積/格子(回数)/地域の点図 |
compare参照が先、今が後 | 2つの状態を重ねる図。過去(参照)の輪郭が先に置かれ、そのうえに今が重なる。重ねる順番が、読者が引き算をする順番になる。 | NSIDC の海氷縁の重ね | 海氷の縁の重ね |
analog量が先、翻訳が後 | 抽象量を人の尺度(暦・場所・身体)に置き換える図。測った量が先に置かれ、そのあとで翻訳の寸法線が現れる。翻訳先が先に見えると、量が翻訳に従属してしまう。翻訳は量の説明であって、量の代わりではない。 | NYT “How Much Hotter Is Your Hometown”/The Pudding “Climate Zones”(方向性 v2.1 §6) | 暦の翻訳 |
1枚に1つ(M-02)。発見のカテゴリが許すものしか通らない(M-03、norm.REVEAL_FOR)。
型は作画の部品に役どころを付けるだけでよい ── ground(台紙)・reference(参照)・
symbols(量の記号)・band(幅)・number(数字)・analog(翻訳の寸法線)・
sequence(データの時間の順を持つ束)・focus(焦点 ── 最後に現れる一本と名指し)。
動きはその役どころだけを見るので、型ごとに動きを書き下ろさない。
束はデータの時間の順に現れる(M-11、v2.1)。「時間で刷る」は、横軸を左から右へ拭くことではなかった。
1 本が 1 年の束は 1940 年の線が先、今年の線が最後 ── 下の線から順に置かれ、いちばん上の線がいちばん後に来る。
束が置き終わってから平均と帯が現れ、焦点(今年の一本)が最後にゆっくり刷られ、名指しの札はそのあと。
発生順のある出来事の点(震源の断面)も同じで、点が起きた順に一つずつ置かれ、回帰線が最後。
87 本の束は尺を 14 秒に延ばす(motion.move_for、M-09 の下限)。検査は段取りを実際に回して各要素が最初に見える時刻を測り、
順が崩れていれば動画を書かない。v2.0 で足した analog は「量が先、翻訳が後」── 二つの年周期が置かれてから、翻訳の寸法線と札が現れる。
時間表(12 秒 / 30fps。束が 12 本を超える図は 14 秒・作画 7.0 秒)
| 時刻 | 現れるもの | 決め方 |
|---|---|---|
0.30s | kicker | 読む順 |
0.55s | 見出し | 2 行なら 0.12s ずらす |
1.05s | 罫 | 左から右へ 260ms |
1.35s | 図題 | 2 行で 1 つ。作画の前に量の名前 |
1.45–6.85s | 作画 | 現れ方の実装が決める(尺の 45%)。束のある図は 作画の 68% で束(データの時間の順)、60–76% で基準、74–100% で焦点 |
作画が届いた時 | 図中の注釈 | その注釈の右端に作画が届いた時刻+0.10s(M-05)。翻訳の札は寸法線の後 |
7.10 / 7.40s | landing / 出典 | 作画の終わりから 0.25 / 0.55s |
7.66–12.00s | 静止 | 4.3 秒。最後のコマ=静止版(M-07) |
現れ方:
spatial (地が先、量が後)現れ方:
spatial (地が先、量が後)現れ方:
sweep (データの時間で刷る)現れ方:
sweep (データの時間で刷る)現れ方:
deviation (基準が先、偏差が後)現れ方:
deviation (基準が先、偏差が後)現れ方:
uncertainty (推定が先、幅が後)現れ方:
uncertainty (推定が先、幅が後)判型と配置 — 媒体ごとの像
| 判型 | 寸法 | form 枠 | 状態 |
|---|---|---|---|
| G1 カード | 1080×1350(4:5) | 936×764 px、紙面の 56.6%。上から kicker 72 / 見出し 124 / 罫 300 / form 332 / landing 1136 / 出典 1246 | 確定(engine/card.py) |
| G2 ストーリー | 1080×1920(9:16) | 規範のみ(下記「段で軸が伸びる」)。form は 60% 以上、見出しは上 1/4、上下 250px は UI に隠れる前提 | 規範 v0.3 |
| G3 記事図版 | 1600×900 / 1200×675 | 未策定。見出しは記事側に、図は landing と出典だけを持つ | 未 |
| P ポスター | B2 / A1 | 規範のみ(下記「データの旅行ポスター」)。余白を図の密度に応じて広げる。印刷仕様をメタデータ化 | 規範 v0.3 |
旧版のInstagram向け制作では格子を3:4で想定した。配信時は掲載先の表示を再確認する。4:5 なら左右 34px に意味を置かない(GRID_CROP_X)。小さな多数の格子は 4 列、横 6%・縦 5% の隙間、軸の値は 1 か所だけ。
G2 — 段で軸が伸びるスクロール(NYT「How Iran Accumulated 11 Tons of Enriched Uranium」)
縦長では 1 図を 4〜6 段に分け、段ごとに y 軸の上限を変えてよい。ただし同じ図の連続であることを目盛で示す:単位は最上段だけ、目盛は 3 本、前段の範囲を薄く残す。本文は図の上に 1 段落(2〜4 行)、出来事は縦の細線+短文、閾値は点線に名前。冒頭は同じ図を 1 本の線に縮めた要約図。色は 1 系統の濃淡+結果の赤。
P — データの旅行ポスター(SORAH ART ボード)
構図は 4 つ:(a) 上部に大きな円、(b) 水平の地平線、(c) 手前から奥へ重なる面、(d) 3〜5 色の平塗りと紙色の余白、下端に小さな題と場所。データへの翻訳:円=今日の数字(数字の札)、地平線=基準線(平年・1.5°C)、重なる面=帯・積み上げ面・年ごとの線の束(手前が今年)、夕日の段階色=連続色を 5 段に量子化した平塗り(cmocean / viridis。虹は不可)、書体はミッドセンチュリーの太いサンセリフ小キャップで場所と年。VI の「白 90 : 青 7 : その他 3」は G1 に保ち、P だけ 3〜5 色の平塗りを許す。参照:武政諒・石塚俊・Ryo Takemasa の平塗りの日本の地形、国立公園ポスター、Bauhaus。
P — 印刷仕様は情報設計の一部(商品の実仕様)
旧版が参照したSORAHの商品は A1(594×841)・900部限定・背面にシリアルを記録したNFCタグ・紙管 660mm×⌀55mm + コルクキャップ。用紙と印刷方式は主題ごとに選ばれている ── 縞はヴァンヌーボ V-FS 163g/m²(FSC)にオフセット CMYK + シルクUVニス薄盛り(透明の棒グラフをニスで重ねる)、河川はNTラシャ スノーホワイト 202g/m² にシルクスクリーン 1C、森林はエコ間伐材N 171g/m²(間伐材マーク認証紙)にシルクスクリーン 2C。主題と紙と版数を一致させるのが SORAH の作法で、森林の図を間伐材の紙に2版で刷ることは図の意味の一部になっている。P 判型の型メタデータは、用紙銘柄・坪量・認証・印刷方式・版数・限定部数を持つ。
言語 — 欧文版が先
読者の多数は英語。G1 は欧文版と和文版の2枚を同じコードから刷る。判型・余白・form 枠・線の階層・色は共通で、変わるのは書体(Poppins ↔ Noto Sans JP)と、見出し・landing・出典の級数と行数だけ。欧文は同じ情報に和文の 1.6 倍の幅を要するので、収まらないときは級数ではなく文を削る(fail-closed)。図中のラベル(図題・線末・目盛・地名)も両方持つ。詳細は上の「組版」。
夜版(黒地)— P と動画に限る
Ikeda、NYT「The Choking of Hormuz」、Bloomberg「Data Dash」は黒地。SORAH では G1 の日次カードには使わず、P と動画に限って許す。色定数は INK ↔ PAPER を反転、ACCENT はそのまま、PAST は #3A3A3A、GRID は #262626、AVG は #9A9A9A。輝度差 24 の検査は黒地でも同じ。図の背後に写真を敷くときは、写真の輝度を 25% 以下に落とし、写真の上に置く文字は必ず紙色の縁取り。
組版 — 書体・級数・和欧混植は媒体の仕事
先に組版を決める。デザインガイドライン v5.1 の 03 Typography と 07 データビジュアライゼーションに、手元の書体を実測して突き合わせた結果が下の4規則。「数字だけ太い」「和文が細い」「桁が縦に揃わない」はここで機械的に消える。
組版の4規則
| 規則 | 根拠 | 実装 |
|---|---|---|
| 1 桁が縦に揃う場所だけ、数字を等幅送りで置く | 書体の変更後も、目盛・値の列は桁を揃える。散文の数字は自然な送りにする。 | Webはtabular-nums、図版は0の字幅で送りを固定。使用する実書体で収まりを確認する。 |
| 2 和文を含む行は1書体1ウェイト | 日本語の文中の英数字もNoto Sans JPへ揃える。 | 欠けたグリフだけ代替し、別書体の数字だけが太く見えないよう確認する。 |
| 3 図版の地はMedium、名指しと数字はBold | Poppins/Noto Sans JPの実ファイル500・700を使用する。旧書体の黒み測定値を新書体へ流用しない。 | 本文・注釈・目盛は500、焦点と主要値は700。UIのヒーロー800・900は別の役割として維持する。 |
| 4 UI・図版の書体を共通化する | 欧文Poppins、和文Noto Sans JP。2026年9月20日のUI比較04:Bで採用。 | Web、記事、編集カード、動画、印刷へ適用。原版ロゴは変更しない。必要なグリフと使用ウェイトを実ファイルで確認する。 |
段は card.TYPE の1表に集約した。kicker 21 / 見出し 54(欧文 46)/ landing 29(欧文 25)/ 出典 18(欧文 17)/ 図題 24 / 注釈 22 / 目盛 19 / 線末 22 / 数字の札 132+単位 34。図版の組版を直すときはここだけ触る。
二言語で刷る
読者の多数は英語なので、同じ図を欧文版と和文版の2枚で刷る。原稿は T(和文, 欧文) と1箇所に並べて書き、language("en") の中で demo() を呼ぶと欧文版になる。原稿が2つのファイルに離れると必ずずれるので、離さない。
| 変わるもの | 変わらないもの | |
|---|---|---|
| 組版 | 書体(Noto Sans JP ↔ Poppins)。見出し 54→46pt・最大3行、landing 29→25pt、出典 18→17pt(欧文は同じ情報に 1.6 倍の幅を要する) | ジオメトリ(1080×1350・余白 72・form 枠 936×764=紙面の 56.6%)、五つのスロットの位置、線の階層、色 |
| 折り返し | 和文は任意位置+禁則、欧文は語の切れ目 | 行数の上限で落とす(fail-closed)。収まらないのは体裁の問題ではなく文の問題 |
| 検査 | 見出しの上限は全角17字 ↔ 68字。敬体の検査 ↔ 句点・問いかけの検査。凡例の言い回しと使わない語は言語ごとの表 | 結論の数字を見出しに置かない・landing を凡例にしない・出典に観測日・見出しの前提を demo() が検算する |
和文の折り返しは語の途中で折らない: 数量は単位ごと(「8万km²」)、カタカナ語はひと続きで次行へ送る(「東シベリ/ア海」を作らない)。約物(括弧・句読点)の隣には四分アキを入れない。
和欧混植
境界は文字単位ではなく連(run)単位。数字で始まる欧文連は数量 → 詰める(この30日/2,274万人/1.1°C高い)。英字で始まる欧文連は語 → 四分アキ(NASA GISTEMP v4 の観測)。書体は組み分けない ── 和文を含む行は欧文連も同じ Noto の同じウェイトで組む(規則2)。欠けたグリフがある場合だけ、実書体の文字表を確認し、代替書体と使用箇所を記録する。行末に数字を残さない(追い出し)。縦組みは見出し・注釈に限り、数値軸と年ラベルは横組み固定(JLReq)。